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今年、印象深かった症例 : 皮膚病

久しぶりの投稿です。
もう今年もあと8日、診療日は今日を入れて5.5日です。
本年は、「皮膚病」「内科」に力を入れていこうと決めてスタートしました。
それは、それなりに勇気がいることでした。
おかげさまで皮膚科の診療が増え、他県からのお問合せや来院もあり感謝しております。
皮膚の状態が良くなっていった子もいれば、紆余曲折した子ももちろんいます。
力不足だなと…痛感することもありましたが、悩んだ末解決の糸口をつかんでいくことができることも多々ありました。

その様な症例の中で印象深かったのは、

化膿性肉芽腫性炎

を起こしたわんちゃんの治療です。


化膿性肉芽腫性炎は特発的に肉芽腫病変を認める皮膚疾患で、なぜ発症するのかは明らかになっていませんが異常な免疫反応が体の中で起こることが原因になります。
肉球の間や指の間に肉芽ができて、やがて破裂し出血する状態を繰り返していたのですが、なかなか治らず来院されました。



抗生剤の治療やステロイド投与でよくなりますが、投与を休むと再発するという状態でした。細胞診の結果「化膿性肉芽腫性炎」と診断されました。アレルギー検査の結果、食物アレルギーもありました。

ステロイド(減量)と免疫抑制剤に切り替え、徐々に抗生剤を休薬していきました。
ステロイドを休薬後は免疫抑制剤(減量)とオクラシチニブマレイン酸を併用しました。

もう少しでいったん治療終了にしますが、再発の可能性もありますので経過観察はしばらく続きます。

結局、他院の初診から当院での治療を入れると、ほぼ10カ月かかりました。飼い主さまも遠方から通ってくださり、その熱心さにしっかり応えなければいけないと思い治療を進めてきました。長きにわたり通院してくださりありがとうございました。感謝しております。

私自身、初めて出会った症例でしたが非常に勉強になりましたし、今後同じ症例に出会ったときには今回ほど迷わないで治療にあたることができます。



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ふくふく動物病院は、皮膚科診療に力を入れています。

・皮膚の痒みがひどい
・毛が生えない
・フケがすごい
・べたべたする
・なかなか良くならない
・アレルギー検査を受けたい
・アレルギー用フードの選び方がわからない
・シャンプーは何を使えばよいの?
など、

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